縄文の暮らしに学ぶ
波の家
波の家について
木の家・波の家とは何か?
2020年、新型コロナウイルスで社会は大きく変わった。
おそらく時代は、さらにテクノロジーを進化させるだろう。だからこそ、私達は、あえて真逆の方向にある「縄文時代の原始的な生き方」に答えを求めて行こうと思った。
もちろん、自給自足の生活をするつもりもないし、
テクノロジーの素晴らしさも利用する。
だが、どこかで自然と共存し、生物としてのチューニングを合わせる必要があると思った。そして、その必要性を感じる人達が世界中にたくさんいて、悩み、苦しんでいると思う。そんな人達に何らかの癒しがあればいいと思った。
便利の進化は今後も加速して行く。
新型コロナウイルスで社会は、リモートワークなどの在宅勤務を実現し、学生も登校せずに学べ、音楽もネット配信、飲食店では宅配サービスができる時代になった。
しかし、便利なんだけど、人と会えない寂しさ、孤独や不安、便利なのに満足できない人も多いのではないだろうか?
その生活に満足できる人はいいが、自分たちは、あえて、田舎で波の音を聴き、星空を眺め、自然の恵に感謝する暮らしを本能で求めるようになった。
自然の中で
生物としてのチューニングを合わせる大切さ。
人間も自然の一部であることを体感したい。
種子島で育ち、福岡に出てきてハウスメーカーを経営していく中で、多くの挫折を経験したが、たどり着いたのは自分を育ててくれた種子島の「島の流儀」だった。
便利さを求めて都会に出て来たが、生きていく中で重要なものは自然や田舎暮らしの中にあった。
今こそ、人間も自然の一部であることを体感できる場所を作りたいと思った。
自然を体感できる場所を作るために
糸島の土地を開拓。
山と木と人間の生活は繋がっている。自然の「木」をいただいて人間は家を作る。自然に感謝しながら生きるそんな原点に戻って家作りを考えたい。
そして、波の音が聴こえるこの糸島の土地で
生まれ育った種子島の「波の家」を想いながら、
新しい日本人の住宅のあり方を模索し続けて行く。
「木の家・波の家」は、
人間が人間らしく生活するための原点である。
それを追い求めて行く。
家作りの道はどこまでも続く。
日々繰り返しの中で新たな自分を発見する。
敵は他に在らずして己の中にある。
自分を見つめる時間が必要。
時間は己で作る事ができる。
木の家・波の家とは 木の家・波の家とは 木の家・波の家とは
木の家 波の家
木の家 波の家は、福岡のハウスメーカー・セイケンハウス株式会社が運営する研究所です。
私たちは、縄文時代から続く家づくり研究を通じて、急速に発展する生活のなかで見えなくなりつつある
自然や文化をもう一度見直し、人間があるべき姿を取り戻していく活動をしています。