八大龍王 (福岡県福岡市西区今津)
糸島市の神社
八大龍王と牛頭天王。
古代インドの摩訶陀国・ラージャグリハ(王舎城)の王様・商貴帝、(天刑星)は、人間界に下って牛頭天王と名前を改めた。
牛頭天王は素晴らしい王様だったが、頭から角が生え、その顔が他の者と異なったことから、結婚するお后がいなかった。
そこで瑠璃鳥という鳥が牛頭天王の前に現れ、未来の后になる女性を彼に告げた。「摩訶陀国から南に向かった海の向こうに、沙竭羅(しゃがら)という龍宮があり、そこにいる頗梨采女(はりさいじょ)という美しい姫が、あなたの妃となるべき女性です。」やがて、本当に牛頭天王は頗梨采女と出会い、二人は、めでたく結ばれる。



反対側の道路から島のように見える場所に
八大龍王様が祀られる。
八大龍王様が祀られる。
実際は、蘇民将来のエピソードが有名ですが、ここでは省略させていただきました。今回は、八大龍王様の話。
八大龍王とは、1難陀(なんだ)、2跋難陀(ばつなんだ)、
3沙竭羅(娑迦羅)しゃがら、4和修吉(わしゅきつ)、5徳叉伽(とくしゃか)、6阿那婆達多(あなばだった)、7摩那斯(まなし)、8優鉢羅(うっぱらか)という八柱の龍神。
その3番目の沙竭羅(娑迦羅)しゃがら龍王の娘が頗梨采女で牛頭天王の奥様。と言うことは、牛頭天王が素戔嗚(スサノオ)と同一神なので、頗梨采女は櫛稲田姫になります。
八大龍王とは、1難陀(なんだ)、2跋難陀(ばつなんだ)、
3沙竭羅(娑迦羅)しゃがら、4和修吉(わしゅきつ)、5徳叉伽(とくしゃか)、6阿那婆達多(あなばだった)、7摩那斯(まなし)、8優鉢羅(うっぱらか)という八柱の龍神。
その3番目の沙竭羅(娑迦羅)しゃがら龍王の娘が頗梨采女で牛頭天王の奥様。と言うことは、牛頭天王が素戔嗚(スサノオ)と同一神なので、頗梨采女は櫛稲田姫になります。



この福岡市西区今津の八大龍王様は、栄西禅師が宋に渡航した時に嵐にあい、八大龍王の籠により九死に一生を得て無事宿願を達したことから祀られた場所。
近くには熊野神社があります。熊野と言えば素戔嗚様。
そして、このあたりは古代製鉄のエリアです。
龍と製鉄と言えば、どこかで聞いたことがありませんか?
素戔嗚様と言えば、お分かりになると思います。 地名や地元の伝承は大切ですね。歴史は勝ったものが書き変える。しかし、縄文から続く自然や、古代からの地名は変えられない。あらためて糸島エリアの素晴らしさを実感しました。
そして、このあたりは古代製鉄のエリアです。
龍と製鉄と言えば、どこかで聞いたことがありませんか?
素戔嗚様と言えば、お分かりになると思います。 地名や地元の伝承は大切ですね。歴史は勝ったものが書き変える。しかし、縄文から続く自然や、古代からの地名は変えられない。あらためて糸島エリアの素晴らしさを実感しました。

参考資料:安倍晴明占術大全『簠簋内伝金烏玉兎集』現代語訳総解説・藤巻一保先生:学研

木の家 波の家は、福岡のハウスメーカー・セイケンハウス株式会社が運営する研究所です。
私たちは、縄文時代から続く家づくり研究を通じて、急速に発展する生活のなかで見えなくなりつつある
自然や文化をもう一度見直し、人間があるべき姿を取り戻していく活動をしています。
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