木の家 波の家
糸島の歴史
熊野神社(福岡市西区横浜二丁目)
糸島市の神社
石斧が出土した今山遺跡にある熊野神社
神功皇后が三韓から帰朝の後、紀州熊野から勧請されたとの言い伝えがある神社で、この地に今山遺跡がある。
今山は糸島平野の東の端に位置し、玄武岩と花崗岩からできた標高82mの山。1924年(大正13年)に中山平次郎博士によって、玄武岩を使って石斧の制作を行った山として紹介されて以来、多くの調査や研究が行われた有名な遺跡である。
制作された石斧は主に大形蛤刃(おおがたはまぐりば)石斧と呼ばれる大型の磨製石斧。今山では玄武岩を割り、打ち欠いて全体の形を整える作業を行い、磨きあげるのはそれぞれの村で行ったという。
熊野神社
熊野神社 熊野神社
今山で制作された石斧は、弥生時代前期にかけて制作されたと言われているが、実際はもっと古いのかもしれない。
現在の福岡、大分、佐賀、熊本にかけて行き渡っており、今山のある地域(後の「伊都国」)が他の地域に商品として供給されたと考えられる。
石斧が出土した今山遺跡にある
初代天皇のおじい様とご縁のある神社。
今山は昔、夷魔山(げまやま)と書いたが、それは彦火々出見命が、この山上から弓で夷魔を射平げられたからだという。
彦火々出見命と言えば、「山幸彦」として知られ、海神の助けを得て兄の海幸彦を征し、海神の娘である豊玉姫との間に彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズ)を得た。
ウガヤフキアエズが初代神武天皇のお父さんだから、彦火々出見命は、神武天皇(初代天皇)の祖父と言うことになるわけで、そう考えるとこの地がどれだけ古いところかがわかる。
熊野神社
熊野神社 熊野神社 熊野神社 熊野神社
糸島にはウガヤフキアエズに関する史跡も多くあり、日本の歴史に欠かすことのできない重要な場所であることを実感した。
糸島は現在、福岡市内や都会からの移住者も多く人気のエリアだが、その理由は古代から人が住んでいた歴史が教えてくれる。
熊野神社(福岡市西区横浜二丁目)
祭神:伊弉冊命、速玉男命、事解男命
資料:福岡市教育委員会案内板
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