縄文の暮らしに学ぶ
波の家
糸島の歴史
雉琴神社 (福岡県糸島市飯原2105)
糸島市の神社
2020年9月7日の大型台風10号の強風により
大きな被害を受けた雉琴(きじこと)神社。
雉琴神社は、樹齢300年以上の欅(けやき)の御神木が根元から倒れ、本殿が倒壊しました。その直後に参拝し、撮影させていただいた時の様子です。遅れましたが、11月10日に支援金を寄付させていただきました。台風の影響により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。また、雉琴神社様の本殿及び幣殿の修復に要する多額の費用が必要になることから募金のご協力の情報を共有させていただきます。
本殿が倒壊した雉琴神社
雉琴神社 雉琴神社
糸島で唯一、日本武尊命を祀る雉琴神社。
雉琴神社は西暦322年に建てられたとされており、創建約1700年。その歴史は古墳時代から続いていることとなります。日本武尊命(やまとたけるのみこと)を祀る神社で三韓征伐の際、功皇后が高祖より御坂(三坂)を経て雷山に登り給い、この場所で休息をとっていたときに、夢枕に立った日本武尊命に、賊徒(ぞくと)討伐の方法を教えてもらい、翌朝、琴の音のような雉の声で目覚めたため、「雉琴神社」として日本武尊を祀るようになりました。
また、糸島で日本武尊命を祀るのは、この神社だけです。
台風の被害の現場を見て・・・
私が参拝した日、近隣の皆様が台風被害の様子を心配し、見にこられていました。
そして、根元の幹回りが3mもある木が倒れた現実に改めて台風の恐ろしさを実感いたしました。
はるか昔から人々の生活を見守ってきた大木だっただけに残念でなりませんが、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。また、幣殿の復旧には多額の費用がかかると思いますので皆様にもご協力をお願いしたいと思います。
雉琴神社
雉琴神社
木の家 波の家
木の家 波の家は、福岡のハウスメーカー・セイケンハウス株式会社が運営する研究所です。
私たちは、縄文時代から続く家づくり研究を通じて、急速に発展する生活のなかで見えなくなりつつある
自然や文化をもう一度見直し、人間があるべき姿を取り戻していく活動をしています。