縄文の暮らしに学ぶ
波の家
自然のありがたさ
縄文の暮らしから学ぶ人間の生き方について
自動運転、AI、5Gなど人間が生きていく環境は、ますます便利になっています。これは大変素晴らしいことです。しかし、こんな便利な時代になっているのになぜか?人間が忙しかったり、SNSなどではコミュニケーションがあっても、近所の付き合いもない社会があったり、テレビをつければ凄惨な事件がおこっていたり、どこか歯車が狂っているように感じてしまいます。そこで私達セイケンハウス株式会社は、時代が急速に転換している今だからこそ、もう一度、立ち止まって人間にとって本当に幸せな暮らしとは何か?を考えることが大切なんじゃないか?と考えました。
藁葺き屋根の内側
今も縄文時代も人間は人間
そこで私達は、人間の生活の原点を研究したいと考えました。どんなに機械が進化しても人間は人間。
だから日本人の原点、いや最近の研究では世界の原点と言われている縄文時代の暮らしから、弥生、奈良、平安〜と人間の暮らしを研究することで現代を生きる私達が忘れてしまっている大切なものを取り戻せると思ったのです。
助け合うことが当たり前だった縄文時代
日本人の中には、エジプトや中国やヨーロッパのほうが日本よりも断然古いと思っている人も多くいます。
しかし、縄文時代は、1万3千年以前に始まり、1万年以上も続きました。これほど長く続いた時代は世界でもありせん。さらに、それが今の日本に直接つながっているから驚きです。縄文の人々は狩猟、採集を生業とし、自然を大切にしながら穏やかに生活していました。村は中心に向かって家が作られていたり、人々が助け合いながら、自然と調和し生活をしていました。
生きることは自然から生命を奪うこと
自然から生み出される「木」や「植物」を使って家をつくる。
竪穴住居は、地面を掘り床を作り、木の柱をたて、煙出しのある屋根をかけた半地下式住居です。
多くは南側に入り口があり、中央には囲炉裏(いろり)があり、「火」が人間の生命に直接役立つことを照明や暖房などで実感する暮らしがありました。
生きることは自然から生命を奪うこと。そのことを人間は生活を通じて体験するからこそ「感謝」が芽生えたのでした。
炭
セイケンハウスの家づくりに活かしたい
このシンプルな縄文時代の家づくりを通じて、私達、福岡のハウスメーカー「セイケンハウス株式会社」は、現代社会で忘れ去られようとしている日本人が大切にしてきたものを取り戻す活動をしていきたいと思っています。
縄文時代の家づくり
木の家 波の家は、福岡のハウスメーカー・セイケンハウス株式会社が運営する研究所です。
私たちは、縄文時代から続く家づくり研究を通じて、急速に発展する生活のなかで見えなくなりつつある
自然や文化をもう一度見直し、人間があるべき姿を取り戻していく活動をしています。