縄文の暮らしに学ぶ
波の家
糸島の歴史
細石神社(さざれいしじんじゃ)(福岡県糸島市三雲432)
糸島市の神社
古田武彦先生が書かれた「君が代は九州王朝の讃歌」と言う本を読み、この細石神社を知りました。日本人なら誰もが知っている国歌「君が代」の歌詞に出てくる「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌(いわお)となりて苔(こけ)のむすまで」の「さざれ石」は、この細石(さざれいし)と関係があるという説です。
もともと、君が代は1880年(明治13年)、外国に国歌があるのに日本にないのはおかしいと言うことで、明治政府により国歌として採用されました。
採用された?と言うことは、元になるものがあると言うこと。
実は、もともと九州に残存していた歌であり、志賀海神社の「山ほめ祭」では神に捧げる歌として存在し、10世紀に編纂された「古今和歌集」にも詠み人知らずの短歌として載っています。
しかし当時の歌詞は、初句を「君が代」と詠まず「わが君は」と詠んでおり、謎多き歌。また、君が代の歌詞に出てくる千代には八千代にの「千代」も福岡の人なら誰もが知っている「千代県庁口」のある「千代」と関係があると書かれてあり、歴史の面白さを知りました。
細石神社 細石神社 細石神社 細石神社 細石神社 細石神社
細石神社(さざれいしじんじゃ)
御祭神
木花開耶姫命(このはなのさくやびめ)、
磐長姫命(いわながひめのみこと)。
古くは神田も多く大社であったが、天正15(1587)年、豊臣秀吉の太閤検地によって神田が没収されて衰退。
古くは「佐々禮石神社」と表記される。
細石神社 細石神社
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