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糸島の歴史
四所神社 (福岡県福岡市西区桑原1108)
糸島市の神社
桑原と菅原道真公の関係
今回は菅原道真公に導かれて福岡市西区桑原の
四所(よんしょ)神社へ。
道真公の怨霊が雷を落として京都を脅かした際、かつて道真公の領地だった京都府中京区「桑原」の地には雷が落ちなかった。それは大阪府和泉市の「桑原」町にも同じ伝説がある。桑原は道真公の故郷であり、彼の末裔の中に桑原と名乗るものあり。
この福岡市西区桑原は、道真公が亡くなった時に祀られたという伝説があり、学問の神様と言われるだけあって今では桑原に九州大学が新しいキャンパスを築いている。
四所神社
四所神社 四所神社
くわばらくわばら
桑原は「くわばらくわばら」の語源になったことで有名だが、
なぜ?「くわばら」なのかは、あまり知られていない。
それは「麻」と関係がある。
今でこそ、麻は日本で栽培されていないが、縄文時代から日本では「麻」が神聖な植物だった。実は「麻は桑科の植物」で、麻が育つ場所を古代は桑原といい、桑科の麻畑にいれば、全てが浄化され恐ろしいものを避けてくれた。
実際にその桑畑に雷が落ちたことはなかったし、「地震・雷・火事・親父」は怖いものの代名詞だが、その怒りを避ける言葉として「くわばらくわばら」を古来より使ってきた。
菅原道真公で雷、そして桑原。福岡県糸島の雷山、そして、この桑原。もうお気づきだろう。もっと言うならば、桑原ある所には「長野」あり、糸島の長野峠、長野の地名は長野県まで。
福岡の志賀島から糸島は安曇一族の聖地だが、戦いに破れて長野まで渡って長野県安曇野に移り住んだ。
長野県の地名は麻に関係する地名が多い。麻は古事記にも登場し、高皇産霊神様が高天原から地上に降りるニニギの体を麻の布で包む伝承と糸島も長野県も関係がある。
実際に、この桑原の四所神社周辺から縄文遺跡が出土していて我々が想像するよりも前から人が住んでいる。
歴史は勝ったものが作るが、地名や伝承を見れば、その裏や側面が見えてくる。あなたは何のために歴史を勉強するのか?知識欲か?または試験で良い点を取るためか?
今、時代が大きく変化する時期だからこそ、テクノロジーを追うのではなく、縄文時代から日本に受け継がれた伝統を見なおしてみてはいかがだろうか?

四所神社 (福岡県福岡市西区桑原1108)
村社 四所神社 糸島郡元岡村大字桑原字宮浦
祭神:菅原大神,建御名方命,素盞男命,住吉三前之神。
四所神社 四所神社 四所神社
神社の様々なものが「麻」と関係がある。
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