~癒しの空間~ シアトルスタイルとは!
シアトルスタイルとは。
最近の住宅のトレンドとして、シアトルスタイルが注目となっていますね。
一言でシアトルスタイルと言っても、大きく分けて4つの様式があるそうです。
①ネオクラシカルリバイバル様式
主に富裕層に人気のあった様式で、19世紀にイギリスから伝わり玄関ポーチ
や、柱・窓枠等に装飾が加えられているのが特徴です。
分かりやすくお話すると、ローマ神殿のような外観です。
今でも、シアトル市内のキャピタルヒル地区にまだ多く点在するようです。
②チューダーリバイバル様式
名前の由来は16世紀、イギリスのチューダー朝時代に遡るそうですが、19
世紀になってアメリカでも人気を博していたようです。
特徴は勾配のきつい切妻屋根、外壁はスタッコの塗り壁に観音開きの窓に木
の窓枠と、イギリスの田舎町がよく似合う外観で、一般的な欧風住宅として
日本でも人気のメルヘンチックな外観です。
③フォーススクウェアー様式
またの名を「シアトルボックス」と呼ばれ、1920年代まで多く建てられたよ
うです。
外観はボックスの名前通り四角い形が特徴で、2階の四隅に寝室を配置し、
正面から見た時に左右対称の窓を配置、屋根は勾配の低い寄棟です。
よくアメリカの映画に出てくるようなお家ですね。
「ホ―ムアローン」のお家を真っ先に思い浮かべました。 (笑)
そして、最後に登場する。
④クラフツマン仕様
シアトルでも人気が高く、1930年頃まで多く建設されたようです。
別名「バンガロー・スタイル」と呼ばれ、特徴としては屋根の勾配が低く、
軒も通常のお家より長く出ていて、玄関に面したポーチとデッキを覆います。
室内はオープンな造りとなっており、リビングとダイニングの仕切りもなく、
一階建もしくは、ロフト付きの一階半建が多いようです。
要するに、コンパクトでオープンな造りですね。
現在、スターバックスコーヒーの店舗で多く見られる作りは外観的には、この
クラフツマン仕様が多く見られ、そのお洒落な佇まいと、どこか癒される独特の空間が多くの方の支持を得ているのでしょうね。
セイケンハウスの近所のスターバックスも大きな屋根がデッキを覆い、その下の席は、いつも多くのお客様の癒し空間となっています。
ちなみに ・ ・
「バンガロー・スタイル」のバンガローとはインドのベンガル地方の簡素
な一軒家に由来しているそうで、当時、インドはイギリスの植民地だったことからも関係しているのでしょうね。
しかも ・ ・
この「バンガロー・スタイル」は日本の寺社仏閣や古来の屋根形状に影響を
受けているとのこと。
なるほど ・ ・
スターバックスに行くたびに何となく癒され、落ち着いた気持ちになるのも納得できますね。
シアトルスタイルが注目を集めているのもこういったことが根底にあるのでしょうね。
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