~杉の床にこだわる~
セイケンハウスでは、お家の床に杉の無垢材が使われています。
数ある無垢材の中から杉を使っているのはいくつか理由があるからです。
~癒し~
杉の無垢材で出来たお家の中にいるとすごく癒される気持ちになります。
その理由は杉の香り成分に含まれる「セドロール」が自立神経に作用し副交感神経を活性化することで、心身をリラックスさせる効果があるからです。
さらに、無垢材の木目は不規則な模様で「1/fのゆらぎ」と呼ばれるコントラストがあり、
目の疲れにも効果があるとされています。
~健康~
杉に含まれる成分のなかに「フィトンチッド」という成分があります「フィトン」=植物が
「チッド」=殺す と何やら物騒な名前の精油成分なのですが、自然の森の中で樹木が自らを細菌や害虫から守るためにつくりだしたものです。
このような天然の殺菌効果を利用することでダニやカビなどの繁殖を抑えてくれます。
また、無垢材には天然の調湿効果もあります。
無垢材の床は、フローリングのように薄い板を接着剤で何枚も貼り合わせた合版にシートを貼ったりせず、木材の表面を自然のままで仕上げているので、木材が絶えず呼吸をし続けています。
湿度が高ければ吸湿し、乾燥すれば放湿しながら室内の湿度を調整してくれているのです。
~やわらかさ~
杉の無垢材の一番の特長として柔らかさというのが挙げられます。
やわらかい杉の無垢材は衝撃の吸収性に優れ転倒時などの危険性も低くなります。
小さなお子様をはじめとして、大切なご家族が毎日触れる場所だからこそ、この
やわらかさはとても大切なことです。
外国のようにお家の中でも靴を履くといった生活スタイルであれば硬い素材の方が良いでしょうが、お家の中を素足で生活する日本人にとってはやわらかい素材が適していると思うのです。
以上が大きな特徴となるわけですが、中にはその特徴をデメリットとして捉えている方が多くいるのも事実です。
一番多く言われるのが、やわらかさからくる「傷がつきやすい」というデメリット。
分かりやすく説明すると、こういうことです。
傷がつきやすい床 = やわらかい床
傷がつきにくい床 = 堅い床
しかし、この「傷がつきやすい」というのは考え方次第だと思うのです。
例えを変えて考えてみましょうか。
お洋服だったらどうでしょう?
お子さんのお洋服を選ぶとき、素材のやわらかい服と堅い服であったたら
どちらを選ぶでしょうか?
お家の床もお洋服と同じで、つねに体が触れている場所です。
「傷がつくこと」はいけないことでしょうか?
そこに人の営みがあれば、その痕跡は必ず「傷」として刻まれます。
「床の傷」「柱の傷」ひとつひとつが家族の思い出となり、時の経過とともに風合いを深め、経年美を醸し出してくれます。
いつかお子様が成長し、お家を巣立っていったあと、その傷のひとつひとつに思い出話に花が咲くかもしれません。
他にも話し出したらキリがないので今回はここまでで止めておきます。(笑)
すこしでも杉の床材に興味が沸いたかたは、是非一度セイケンハウスのお家でその心地よさをご自身で確かめてみてください。