~考えさせられます・・~
僕の家は一戸建て。 自分の部屋もある。部屋に友達を呼んで遊んでいると
「お前の家は広くていいな」と言われた。
僕もその時は「家は広いほうがいいに決まっている」と思っていた。
先日、その友達の家に行った。
家は決して広くなかった。 部屋を隔てているのはふすま一枚。
彼の部屋に入ろうとして居間の近くを通ると、そこには彼の両親が座っていた。
「いらっしゃい」「ゆっくりしていってね」と声をかけてくれた。
僕は温かい気持ちになった。
その後も二人でゲームをしているところにお父さんも加わるなど、僕の家では
考えられないことだらけだった。
その日はご飯もごちそうになり、食後は一緒にテレビを見ながら笑ったり、学校のことを話したりした。
僕の家では食後、家族はそれぞれの部屋に戻るので、すこし寂しいときがある。
僕は、友達の家のような和気あいあいとした雰囲気が好きになった。
でも、彼は僕の家が良いと思っている。
良い家とは何だろう。
これは以前、毎日新聞の投稿欄に掲載された高校生が書いた作文です。(原文まま掲載)
これに対し、最近の作り手たちはどうでしょう?
企画化された間取りを沢山用意し、お家の広さや部屋数に対しての金額の安さを競う。
毎年新しい住宅設備機器や断熱商品が生み出されていくなかで、住宅つくりの方針も『省エネ住宅』やら『創エネ住宅』『ゼロエネルギーハウス』など色々な付加価値をつけていく。
そして、それらのことを一生懸命になってお客様に訴えかけ、自社の住宅が他社よりも良い住宅だとアピールする。
でもそれは、どこかで『そこに住まう家族のかたち』という本当に大切なものを見失ってしまっているような気がします。
『住まうひとにとって本当に素敵なお家』とは、ということをセイケンハウススタッフはじめ家つくりに携わる全ての施工会社のひとたちが日々自問自答し、その問に対する回答を、お家という形に変えて提供していると思います。
しかし、その答えは、実はすごくシンプルで簡単なことなのかもしれません。
『住まう人にとって本当に素敵なお家』とは ・ ・
その本質に、これからも真摯に向き合っていきたいと思います。
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